【イギリス就活】面接から内定まで
こんにちは。
今日は先日の記事に引き続き、イギリス就活での面接&内定をもらうまでのお話をしたいと思います。
前回の記事はこちらからどうぞ↓
面接
私の場合2回目のスキルテストを受けて合格したあと、すぐに面接の日程調整のメールが来ました。「来週の早いうちで空いてる日はありますか?」みたいに聞かれたので、なるべく早く受けようと思い月曜日にしました。
イギリスは就職にしろ大学の出願にしろ、Rolling方式といういわゆる「先着順」を採用している場合がほとんどです。なので対応が早ければ早いほどおそらく有利になると思います。(会社的にもレスポンスが早くてプロセスが早く進んでいく応募者の方が採用しやすいと思いますし)
というわけで人事の人と日程調節する場合、無理のない範囲でできる限り早い日程で組むことをお勧めします。とはいえ準備不足で面接に挑むのもあれなので、焦って失敗するよりはそれなりに準備できる余裕を確保することも大事です。個人的に面接の準備は丸1日あれば大丈夫だと思いますが、自分に合った時間を取れる範囲内で調整しましょう。
私は模擬面接や人との面接練習みたいなのはしませんでした(時間がなかったので)。
- 面接の服装
このご時世なのでインタビューはビデオ通話でした。そういうこともあり派手すぎる色や柄ものドーンみたいな格好じゃなければ大丈夫だと思います。対面の面接だとしても日本ほど厳しくないはずなので、シャツか落ち着いた色のジャケットだけあれば十分だと思います。
イギリス人にどういう格好がいいのか聞いたところ、「まず会社のwebサイトをチェックして社員がどういう服装で働いているのか見る。それよりも自分は1段階フォーマルにする」とのことでした。
つまり社員がカジュアル→自分はカジュアルフォーマル、社員がカジュアルフォーマル→自分はフォーマル、という感じ。
私は一応黒のジャケットを着ましたがその下はZARAのお腹見えてる白Tシャツでした(ビデオ通話にお腹は写ってないのでセーフです(白いTシャツがそれしかなかった)
人事の方も3人いましたがみんなタンクトップやTシャツだったり本当に普段着って感じでした。業種にもよりますがお堅いところじゃなければ夏はYシャツだけとかでも大丈夫だと思います。自分の面接を振り返って考えても、日本の就活みたいにカッターシャツ+リクスーとか着てたら逆に変だったと思います。気持ちカジュアルで大丈夫です。
- 面接で聞かれること
これも業種によって変わってくると思いますが、私が聞かれたのは仕事に関係する経験の話とその深掘り内容でした。
私は「よくある面接の質問事項」みたいなのを見てちゃんと準備していったんですが、その中からはほとんど聞かれず、「こういうプロジェクトを経験しました」→「そのプロジェクトの内容・実際の仕事・何を考えていたか・結果・反省点・チームの関係 etc」みたいなのをひたすら掘り下げられました。私はそんな1つのプロジェクトについて詳しく聞かれると思ってなくて準備していなかったので、完全に焦って全然うまく答えられなかったのですがありがたいことにオファーをいただきました。
考えてないことを聞かれて焦った時は「少し考えてもいいですか?」 といって時間をもらうこともできます。
会社によっても質問事項や面接の難易度が変わりますが、そんな時に便利なのがGlassdoor。
会社名で検索するとレビューやお給料の相場、面接の難易度や質問などがまとまってて便利でした。個別の会社についてはGlassdoorで探してみてください。
↓ちなみにこちらは「よくある面接の質問事項」
- Tell me about yourself.
- Why do you want this job?
- What can you bring to our company?
- What are your weaknesses/strengths?
- What is your biggest achievement?
- Where do you see yourself in 5 years' time?
それぞれへの回答の仕方は調べれば色々な模範解答やコツが出てくるので自分に合わせて用意します。
こちらのyoutubeでもいい感じにまとまってます。
↓
How to Answer 7 COMMON INTERVIEW QUESTIONS
How to answer TELL ME ABOUT YOURSELF interview question
ちなみに私の面接ではこれらの質問は一切聞かれませんでした…。そういうこともある見たいです。
英語が完璧じゃなくてもちゃんと質問内容を理解して答えられれば大丈夫です。あとあまり長く喋りすぎないことも大事。1つの質問に対して回答は2分以内がいいと聞きました。あとは自信を持った態度とフレンドリーさも大事です。
そしてほぼ必ず最後に「何か質問はありますか?」と逆質問を聞かれるので、これは何か準備して行って質問しましょう。合否に関わるのかは分かりませんがやる気あるっぽく見えるし、逆に聞きたいことや福利厚生などもっと詳しく知りたい場合は聞くことができるチャンスです。私は4つくらい質問しました。
面接時間は1時間ぐらいでした。
内定&契約内容確認
月曜日に面接を受け、火曜日にフォローアップのメール(大学のコース終了時期の確認etc)をもらい、水曜日の朝に電話でオファーをいただきました。そのあとすぐメールで詳しい契約内容と正式なOffer letterを送ってもらう、という流れでした。
よくイギリスで働く際はお給料交渉ができると聞きますが、私は新卒のためか、お給料の交渉はせず提示された金額を受けるという感じでした。もしかしたら提示金額に対して交渉できる猛者もいるのかもしれませんが、私はそもそも経験が浅いし、「働かせてもらってビザも出してもらって、その上お金ももらえるんですか?!」って感じでとにかく提示された金額を喜んで受けました。そんなに低くもなかったです。
そのとき別の会社も同時進行で受けていて、そちらの会社には面接中に給料の相場を提示されたんですが「えっその金額でビザ出ます?」というくらい不安になる金額だったこともあるので、その点でも今の会社にオファーをいただけて本当にラッキーでした。
ちなみに給料はビザ審査のポイントテストで額によって稼げるポイントが違います。こちらのサイトがよくまとまっているので参考にしてみてください。
最後に
私の就活の話は以上です。これから就活する方や、イギリス就活ってどんな感じなんだろ〜と情報を探している方の役に少しでも立てれば幸いです。
とにかく就活では本当にいろんな方にお世話になりました。CVチェックや面接の相談にのってくれたイギリス人、求人を送ってきてくれたクラスの友達、励ましてくださってリファレンスを書いてくださった先生方、常にいろんなところでサポートしてくれた家族。実際に私一人の頑張りが占めた割合は3割ぐらいだったような気がします。
書いてて本当に自分は運が良く恵まれてるな〜とつくづく思いました。人事の方も親切で優しくて一緒に働くのが楽しみです。
それでは〜〜