満身創痍イギリスブログ

イギリス生活のことメインで書いてます。ロンドンで現地採用されロンドンで働いています。なのであまり留学ブログではなくなりました。猫が好き

イギリスでフラット探し&引越し〜ロンドン編〜

こんにちは。

日本はまだまだ毎日暑いみたいですがいかがお過ごしでしょうか。こちらイギリスはというともうそろそろ夏も終わりという感じで日中は18度前後だし朝晩は寒いです。

 

来月から仕事でロンドンに引っ越さなきゃいけないんですがなかなか良い家が見つからず、かなりギリギリで家探しをしていた私ですが、先々週やっと新しい家を見つけました!もうすぐ引っ越すので、今回はロンドンでの家探しのブログ書きます。今までイギリス国内で引越したことがなかったので私もいろんな方のブログにお世話になりました。

この記事がちょっとでも役に立てば嬉しいです💚

 

【目次】

 

フラット・物件探しサイト

イギリスにはフラットや家を探せるウェブサイトがたくさんあります。

日本人がよく知ってるのだとMixBが有名です。特に日本人とフラットシェアしたいという方はここから探すのが一番手っ取り早いと思います。が、私が見た時はあまり良い物件がなく、あと別に日本人とシェアしたいこだわりも無かったので私は使いませんでした。(追記:最近MixBで日本人の女性を狙った変態大家とか詐欺師とか犯罪物件ぽいものも意外と多いので、正直お勧めしません。イギリスに来たばっかりで英語も不安で友達もいないみたいな弱い立場の日本人を狙った変な大家は意外と多いので、本当に気をつけてください!!)

 

私が使ったサイトはSpareRoomというやつです。たぶんイギリス人が一番よく使ってる一番有名で安心なサイトです。何が安心かというとまず詐欺広告の少なさ。一応出されている広告と家主は全部チェックされているみたいです(もちろん100パーセント安全とは限りませんが)。

あとやっぱり出てる物件数も多いので選択肢が多いし、自分の好みで細かく検索条件の設定ができるのが良いです。家の条件でフィルターをかけることはもちろん、フラットメイトの性別や宗教、年齢、国籍、学生or社会人、セクシュアリティなどでフィルターをかけることもできます。ウェブサイトも見やすいです。

欠点があるとすれば、広告が出された直後の物件に関しては家主さんに連絡を取るのに課金が必要でした😅まあこれは正直課金しなくて全然使えるので、よほどこの物件が絶対に見たい!みたいなことがない限り大丈夫なのでほぼ心配いらないと思います。他にもたくさん物件は出ています。他のウェブサイトだとrightmoveOpenRentなんかもあります。

ちなみにGumtreeは詐欺広告が多いと聞いたことがあるし会社の人からもお勧めされなかったので私もお勧めしません。

 

物件選びのポイント

私がまず検索条件でマストにしたのはbills included(光熱費・水道・wifi・カウンシルタックス全部込み)。正直別払いでも郵便で届くのを払うだけなのでそんなに難しいことはないと思うんですが自分で払うのが面倒ですし、私みたいに忘れっぽい人には無理なので家賃に全部込みになってる家で探しました。家賃は少し高くなります。ちなみに全部込みになってるとはいえ、家主さんによっては「光熱費・水道は月何ポンドまでカバーされます」という上限みたいな制度になっていて、普通に使ってたら超えないから大丈夫だけど超えたら差額払ってねーということもあります。この制度をやってる家や上限の値段については広告には普通出てないので、家主さんに連絡をとって聞くのがいいと思います。

あと重視したのは交通アクセス&職場からの距離です。私の職場はロンドンの割と中心地なので家賃も郊外に比べると高かったのですが職場から徒歩距離なので、通勤のバスやTubeにお金かけなくていいし、ロンドンのゾーン1にも徒歩で行けるのでそれを考えると値段以上かなと思ってます。自分の車があれば現地の人は郊外に安く住んで車通勤している印象です。(ちなみに車を買う場合、中古車なら2,000ポンド前後から買えますが外国人で運転歴が浅いと保険料が高くなる可能性大なのと駐車スペースが市街地はあまりないです)

あと家の設備も大事です。すでにイギリスに何年も定住してて家族もいてみんなで引越し、みたいなケースでない限りほとんどの人がfurnished(家具付き)を選ぶと思います。これがないとベッドやクローゼットなど自分で揃えないといけません。furnishedだと必要な家具はついてきます。あと気をつけたいのが、実は意外とデスク&椅子がついてない部屋が多いということです。私の経験上大多数の部屋が基本的にベッドとクローゼットだけ、もしくは申し訳程度のサイドテーブルしかなくて、自室で仕事したいなーという場合は机を自分で購入する(次の引越しの際には撤去しないといけないので非常に面倒)か諦めてベッドの上で作業するorリビングなどのコモンスペースで作業という感じになるかと思います。デスクと椅子がちゃんと部屋についているかどうかは私的に大事ポイントでした。

あとはたまに洗濯機無しとか、24時間温水出ないみたいな家もあるので注意しましょう。

部屋決めで一番大事なのはとにかく内見に行くことです。実際に見てみないと写真だと実際の明るさとか雰囲気が分からないし、内見に行くと住んでいる人や家の周りの治安・様子なども見ることができるのでとても大事です。日本と違って不動産屋さんを介して行うことは少なく大家さんと直接のやりとりになります。というわけで大家さんとの相性もとても大事です。大家さんのレスポンスの速さや丁寧さも私は結構参考にしてました。(ちなみに大家さんもテナントの性格や相性をみています。私はスカイプでインタビュー的なのがありました)

デポジットを払うところが基本ほとんどですが、デポジットは普通退去時に返金されるので、それがきちんと請求できるかどうか(契約書があるかどうか)も大事です。ちゃんとした大家さんは英国政府のDeposit Protection Schemeというシステムでデポジットを管理して退去時にちゃんと返ってくるように保証してくれます。家を借りる際は必ず契約書を作ってもらいましょう。後から家賃が値上がりしたり、大家さん都合で家の設備とかが変わってしまったりすることもあり得るので、そういう時に揉めないためにも契約書は大事です。

 

物件探しにかかる時間

これはもう本当に人によると思うんですが、遅くても引越し日の3週間前には始めることをおすすめします。不動産屋さんを挟まないので日本よりはサクサク進むのですが、まず広告を見て候補を絞ったり内見をアレンジしたり、何箇所か見て回るならそれだけで1週間はかかると思います。(あと注意なんですが、内見はかなりの確率でキャンセルされる場合があります。午後の内見が、午前に来た人に部屋を取られてキャンセルとか、大谷さんの用事でキャンセルとか、普通に音信不通でキャンセルとか平気で起こる国です。)そのあと大家さんが契約書を用意してくれるのに1週間(契約書なしで口約束の大家さんも多いみたいですが契約書出してもらうようお願いしてください)、あとは自分の今の家の荷物をまとめたり質問があったら大家さんに聞いたりするのに1週間は余裕があったらいいかな〜と。私は本当に3週間でギリギリでした。中には1週間で家決めから引っ越しまで完了した人もいるみたいですが、1週間でいい物件&大家さんに出会えるのはかなりの運なので普通は厳しいと思います。

 

引越し業者

イギリスの家契約は日本と違ってかなりの短期間が前提で、長くて1年短いとそれこそ3ヶ月とかで引っ越すイギリス人もたくさんいます。とくにロンドンは人の移動が激しく、家もいい物件が次々に出ては売れていくみたいな感じです。なのでロンドンに住む若い学生や社会人は割と身軽でいつでも引越しできるし、引越しに業者を使うことはあまりなく自分たちの車で引っ越すことが多いようです。が、私は荷物が多いんですよね〜。車持ちの友達もいない。

そういう私みたいな人は引越し業者を使いましょう。日系もいくつかありますしイギリスの会社もあります。私が今回使う予定なのはコヤナギワールドワイドさんです。ロンドンとイギリス北部に拠点があるので北⇄南の移動もできます。日本人スタッフさんが日本語で対応してくれます。他に欧州ヤマトもありますがイギリスは拠点ロンドンのみのようなのでロンドン市内の移動以外は往復する分高くなると思います。あとイギリス系だとMan and vanという、本当に運転手と車だけ出してくれるサービスもあります。これも当たり外れがあったり、保険もあったりなかったりなので選ぶときは注意が必要です。Trustpilotの評価が高いところだとAnyvanCompare the man&vanなど。

追記:結局コヤナギさんとは引越し日程の調節が合わずAnyvanからman and vanを頼むことになりました😂

 

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こんな感じでしょうか。ちなみに私は1週間後にはロンドンに引っ越してる予定なんですが一向に荷造りとかしてないしやばいです(いつも通り)

ロンドンには観光とか友達に会いにでしか行ったことがないので生活のことは全くわかりませんが生きていけるといいな!

ではまた。